
[ WORK CALENDAR ]
作業暦カレンダー
農業・林業・漁業・畜産の月別作業スケジュールを一覧。季節ごとのリスクや補助金情報も掲載しています。
林業 ― 8月の勘所
8月は下刈りの仕上げとお盆休み、そして台風対策が交錯する月。お盆前に下刈りを一区切りつけるのが慣例だが、猛暑日(35℃超)が続く年は無理せず9月に持ち越す判断も重要。台風は8月後半から増え始め、風速20m/s超で直径30cm以上の樹木も倒れる。台風通過後の山林巡視ではかかり木(倒れかけて他の木に寄りかかった状態)が最も危険で、林業死亡事故の約15%がかかり木の処理中に発生している。上方確認を怠らないこと。
主要作業
- ○下刈り仕上げ(お盆前に一区切り)
- ○林道の維持補修
- ○機械類の整備・点検
- ○秋の間伐に向けた事前調査
- ○台風対策(倒木リスクのある危険木の処理)
! 注意・リスク
- !台風・豪雨による山腹崩壊・倒木:台風情報を常時確認
- !熱中症:8月上旬まで猛暑日が続く。無理な作業は禁物
- !スズメバチの攻撃性が最も高い時期:黒い服装を避ける
→ 実践ポイント
- →台風後の山林巡視は倒木・かかり木に要注意。上方を確認しながら慎重に進む
# 旬情報・データ
- #早生のキノコ(ハツタケ等)が出始める地域あり
- #夏季は伐採を避け保育作業に集中する時期
病害虫・獣害
- !カシノナガキクイムシ:ナラ枯れの被害拡大期。フラス(木くず)の排出を監視
- !マツノマダラカミキリ:被害木からの羽化脱出期。松くい虫被害の最終確認
- !イノシシ:夏季に植林地への侵入増加。電気柵の通電確認
地域差
- 九州・沖縄:台風の直撃が多い地域。台風対策を最優先
- 北海道:お盆過ぎから気温が下がり始め、秋の作業準備に入る
来月の準備
9月から秋の間伐シーズン。チェーンソー・プロセッサの整備と作業道の確認を完了させる
届出・法規制
- 伐採届:伐採開始90日〜30日前に市町村へ提出必須(森林法)
税務・届出リマインダー
- 個人事業税 第1期:8月末まで8月末まで
二十四節気と農事
立秋8/7頃処暑8/23頃
暦の上の秋。下刈りは終盤。9月からの間伐計画を詰める。暑さが収まる頃。秋の伐採シーズンの準備に入る。
この時期に読みたい記事
本カレンダーは一般的な目安情報です。地域・年度により異なる場合があります。詳細は各都道府県の農林水産部・漁業協同組合等にご確認ください。
ツール一覧へ戻る