
[ WORK CALENDAR ]
作業暦カレンダー
農業・林業・漁業・畜産の月別作業スケジュールを一覧。季節ごとのリスクや補助金情報も掲載しています。
林業 ― 6月の勘所
6月は梅雨と下刈り最盛期が重なり、工程管理の腕が試される月。下刈り面積は林業事業体で年間数十haに及ぶが、その6〜7割をこの時期に集中して消化する必要がある。梅雨の合間を縫って作業するため、天候予報を3日先まで確認し、晴れ間が続く2〜3日に集中投入するのが効率的だ。WBGT(暑さ指数)が28℃を超えると熱中症リスクが急上昇するため、作業は気温の低い早朝5〜8時に集中させ、10時以降は休憩を多くとること。
主要作業
- ○下刈り最盛期(梅雨の合間を縫って実施)
- ○つる切り・除伐
- ○枝打ち(スギ・ヒノキ)
- ○獣害防護柵の点検・補修
- ○造林補助金の申請手続き
! 注意・リスク
- !熱中症:WBGT28℃超で作業中止の目安。こまめな水分・塩分補給
- !梅雨の長雨による作業中断:天候を見た柔軟な工程管理が必要
- !マダニ・ヤマビル:忌避剤の使用と作業後の全身確認
→ 実践ポイント
- →下刈り作業は気温が上がる前の早朝(5〜8時)に集中すると熱中症リスクが大幅に下がる
# 旬情報・データ
- #梅雨時期は木材の乾燥が進みにくい(搬出材の管理に注意)
- #山菜シーズンの終わり(ミョウガの出始め)
病害虫・獣害
- !ヒノキ漏脂病:梅雨時期に感染拡大。排水改善が有効
- !マツノマダラカミキリ:成虫の発生最盛期。松枯れ防止対策の実施
- !ヤマビル:梅雨時に活発化。忌避剤と長靴の着用
地域差
- 九州・四国:梅雨が早く6月上旬から長雨。下刈りの工程管理が難しい
- 東北・北海道:梅雨がない(または短い)ため、下刈りが安定して進められる
- 紀伊半島・四国南部:ヤマビルの被害が特に多い地域。忌避剤の携行必須
来月の準備
7月の盛夏に向け、熱中症対策グッズ(空調服・経口補水液)を準備する
届出・法規制
- 伐採届:伐採開始90日〜30日前に市町村へ提出必須(森林法)
税務・届出リマインダー
- 住民税の通知:6月に届く
- 労働保険の年度更新・概算保険料申告:7/10まで7/10まで
二十四節気と農事
芒種6/5頃夏至6/21頃
梅雨入りの目安。下刈り工程は天候を見て柔軟に調整。日照最長。早朝5時台から作業可能で下刈り効率が上がる。
本カレンダーは一般的な目安情報です。地域・年度により異なる場合があります。詳細は各都道府県の農林水産部・漁業協同組合等にご確認ください。
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