
[ WORK CALENDAR ]
作業暦カレンダー
農業・林業・漁業・畜産の月別作業スケジュールを一覧。季節ごとのリスクや補助金情報も掲載しています。
林業 ― 4月の勘所
4月は植林の最盛期であり、年間の造林成果を左右する最重要月。1日あたりの植付け本数はベテランで300〜400本、新人で150〜200本が目安で、ha当たり2,500〜3,000本を植える標準密度なら4〜5人班で1週間が標準工期になる。浅植え(20cm未満)は夏場の乾燥で枯死率が急上昇するため、必ず30cm以上の深さに植えること。4月中旬にはツキノワグマが冬眠から明けて活発に動き出すため、鈴やラジオの携行は必須だ。
主要作業
- ○植林最盛期(スギ・ヒノキ・カラマツ)
- ○コンテナ苗の植付け
- ○下刈りの準備・計画策定
- ○新規林道の開設工事開始
- ○森林調査(毎木調査・境界確認)
! 注意・リスク
- !花粉飛散(スギからヒノキへ移行。地域により異なる)
- !ツキノワグマの冬眠明け:出没注意。鈴・ラジオ携行
- !急な降雨による斜面崩壊:植付け直後の苗木流出注意
→ 実践ポイント
- →植付けは三本鍬で深さ30cm以上の穴を掘り、根を広げて植える。浅植えは乾燥枯れの原因
# 旬情報・データ
- #タケノコ(孟宗竹)の収穫最盛期
- #山菜(ワラビ・ゼンマイ・コシアブラ)
病害虫・獣害
- !松くい虫(マツノマダラカミキリ):予防措置の時期。被害木の早期伐倒処理
- !ツキノワグマ:冬眠明けの出没注意。鈴・ラジオ携行
- !スギカミキリ:成虫の羽化開始。被害材の早期搬出
地域差
- 北海道:4月上旬から植林が本格化。カラマツの植林が中心
- 吉野(奈良)・尾鷲(三重):高密度植栽で知られる伝統的林業地域。植付け間隔が狭い
- 東北:植林は4月中旬以降。遅霜による苗木被害に注意
来月の準備
来月から下刈りが始まる。刈払機の刃の交換と燃料の確保を今月中に済ませる
届出・法規制
- 伐採届:伐採開始90日〜30日前に市町村へ提出必須(森林法)
税務・届出リマインダー
- 固定資産税 第1期:4月末まで(自治体により異なる)4月末まで
- 労働保険の年度更新準備
二十四節気と農事
清明4/4頃穀雨4/19頃
植林の好適期。苗木の活着率が最も高まる。「百穀を潤す雨」。地拵え後の苗木に最適な降雨。
この時期に読みたい記事
本カレンダーは一般的な目安情報です。地域・年度により異なる場合があります。詳細は各都道府県の農林水産部・漁業協同組合等にご確認ください。
ツール一覧へ戻る