
データで見る一次産業
日本と世界の農業・林業・漁業に関する公的統計データをグラフと表で可視化。FAOSTAT・e-Stat・World Bankなどの信頼性の高いデータソースから最新の統計情報を取得し、業界の動向を把握できます。
日本の一次産業の現在地
総産出額(農業+畜産)
9.1兆円
2022年1984年比 -22%・回復基調
漁業生産量
415.8万トン
2021年・世界8位1984年ピーク比 -68%
木材自給率
40.7%
2023年20年で倍増
就業者数は20年で約半減し全カテゴリで経営体の大規模化が進む一方、1経営体あたりの生産性は向上。産出額は下げ止まりから回復基調に転じており、少数精鋭化の構造転換が数字に表れている。

漁業 FISHERY
かつて世界一だった、日本の海
漁獲量は35年で半減したが、産出額は魚価上昇で下げ止まりつつある。ただし回復は、燃油高・円安・魚離れ・海水温上昇という4つの逆風の中で起きている。
出典: 農水省 漁業・養殖業生産統計
漁業・養殖業生産量
415.8万トン(2021)▼-1.8%
2020年比
漁業経営体数
6.6万経営体(2023)▼-17%
2018年比
漁業就業者数
12.1万人(2023)▼-20%
2018年比
ピーク: 1984年 / 1,281.6万トン

林業 FORESTRY
木の値段が映す、山の50年
木材自給率は18.8%の底から41%へ反転した。だが収益構造の主役は既に木材からきのこ類に移りつつあり、林業の重心そのものが変わり始めている。
出典: 農水省 木材統計・林野庁 木材需給表
素材生産量
2208.2万m³(2022)▲+1.1%
2021年比
林業経営体数
3.4万経営体(2020)▼-61%
2015年比
林業就業者数
4.4万人(2020)▼-31.3%
2015年比
ピーク: 1967年 / 5,181.3万m³

農業 AGRICULTURE
9兆円産業の、静かな構造変化
産出額は9兆円台を維持し、数字の上では衰退していない。しかし農家数は15年で4割減り、大規模化で1経営体あたりの生産性は向上。量から質への構造転換が進む。
出典: 農水省 生産農業所得統計
農業産出額
9.13兆円(2022)▲+3.3%
2021年比
農業経営体数
107.6万経営体(2020)▼-21.9%
2015年比
基幹的農業従事者数
136.3万人(2020)▼-22.4%
2015年比
ピーク: 1984年 / 117,171億円

畜産 LIVESTOCK
飼料高騰の逆風のなかで
産出額は3.5兆円で過去最高水準だが、足元は見かけほど盤石ではない。飼料74%を輸入に頼る中、穀物高騰と円安でコストは1.5〜2倍に高止まりしている。
出典: 農水省 生産農業所得統計・畜産統計
畜産産出額
3.58兆円(2022)▲+7.9%
2021年比
飼養戸数(肉用牛)
3.8万戸(2024)▼-10.9%
2020年比
飼養頭数(肉用牛)
260.4万頭(2024)▼-0.1%
2020年比
ピーク: 2022年 / 35,833億円
GLOBAL COMPARISON
世界50か国で日本の立ち位置を知る
FAO公的データに基づく農業・林業・漁業・畜産の国別ランキングと推移。
国際比較を見る→CLIMATE
気候変動と一次産業
NASA衛星データから読み解く、気温・降水量・日射量の44年間の変化。
気候データを見る→DATA REPORTS
データレポート
一次産業の統計データをグラフで深掘りした独自分析レポート
データ出典: 農林水産省・林野庁・水産庁・総務省・FAO等の公的統計
※ 掲載データは各機関の公表値に基づいていますが、最新情報は各機関の公式サイトをご確認ください。